結局昨夜は夜に吸引するようなこともなく、練習にならなかった・・・。でも、隣に寝ていると安心すると言ってくれたので嬉しい。寝ている間の呼吸は安定しているようだった。
その後、お風呂に入れてもらった。
これで退院の準備は完了。
「ryuryuくんは良く頑張っていてえらいと、みんなで言っているよ」と看護師さんに言われ、私も涙が出た。
お昼を食べて、この病室にさようなら。
何かあったらこの部屋をすぐに用意してくれると言われていて、安心だけれどもう戻ってこないようでありたい。
シャントの手術のときにSICUの病室の窓の前の桜が満開だ、と思っていたけれど、今日病室からみた桜もまだ満開。これから毎年桜を見るたびに今日のことを思い出すでしょう。
車いすも大きいし、介助がなくては(私ひとりの力では)ベッドに移るのもままならないので、介護タクシーをお願いしました。もちろん初めての経験。車いすに乗ったまま乗車し、そのまま車いすを固定して、家の玄関からはベッドに寝るまで介助してもらった。
家についてからは、訪問看護師さん、訪問診療のドクターが順次来てくれました。
経口では水分も栄養も摂ることが難しいので、ビーフリードという輸液を24時間点滴。ステロイド(グリセオールと一緒に)も点滴で。なので、私はこのやり方を覚えなければならなくて・・・頑張らなくては!
投薬は、あとは、今日は、いろいろあって疲れているせいもあるのだろうけど、ずっとうとうととしているのが病院で処方されているコンスタン(呼吸の乱れの対応として)のせいかもしれないということで、コンスタンはやめて、デパスを処方してもらう。ただ、家に帰ってきたら呼吸もだいぶ穏やかになってきているので頓服として使用。このほか、プレドニゾロン(点滴にしたため)、アムロジンの服用をやめることになった。
一通りの処置や説明が終わったところで、ドクターからしみじみと「状態は良くない」と言われる・・・。口からはほとんど食べられないし、この2週間でだいぶやせてしまって・・・。
でも、呼吸はすっかり穏やかになり、落ち着いているように見える。
家に帰ってきて本当に良かった。
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