2013年9月7日土曜日

最初の不調

2013年の夏は、やっと本気で受験勉強を始めたときでした。

高い目標に向かって(当時は、「今頃から?」と私は思いましたが)、塾の自習室に誰よりも長くいて、自習室が開く前は(家では集中できないので)カフェに行ったり・・・そのような生活になったところで、まず、排尿困難の症状が出ました。

今思えば、排尿困難はこの病気の症状ともいえると、患者のみなさんの話をうかがって思えるのですが、脳外科の最初の受診でも、関係がないと言われたように、まさかそれが脳の病気だとは思えませんでした。近所の泌尿器科で原因がわからなかったのですが、問題はなさそうということで、自分で排尿できるように導尿の処置をしてもらったり、その後、そのままでは・・・ということで大学病院に行き、ここでも問題は見つからず(泌尿器には)、座る時間が長すぎるのでは?少し運動して血行をよくしては?という診断。実際、それで少し改善されたようでした。

そして、夏休みが終わり、新学期が始まりました。

夏の間は、とにかく尿閉の症状が大変だったのですが、「眩暈がする」というのも訴えていました。私としては、ますます、これは急激に受験のストレスが高まったため、自律神経に失調をきたしているのだろうと思いました。

新学期になり、授業が始まったところで、中3の時に同級生だった友人が事故で夏休み中に亡くなった、という話を聞き、息子はとてもショックを受けていました。見た目よりずっと繊細な心の息子にとって、それはとても大きいショックでした。

そのような中、新学期始まってすぐの体育の授業のとき、ふらついて倒れる、ということがありました。担当の先生から、ふらつきももちろん心配だが、ふらついた後に目を見たら眼振があるので、病院に行った方がいいだろうと言われました。

まずは、耳鼻科ということで耳鼻科を受診。

ですが、耳鼻科的には問題が見つからないということで”念のため”大学病院を受診するようにと言われました。翌週の金曜日(その日が学校が休みになるという息子の希望)に杏林大学病院に予約を入れました。

私は、その一週間の間、神経の問題だと思い、スクールカウンセラーに相談し、思春期の子どものための病院を紹介してもらい、また、自律神経の失調を診る整体に行ってみたりなどしていました。

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